開発者インタビュー
開発スタッフ インタビュー Creator's voice
出典『アイドルマスター ディアリースターズ デリシャスアルバム』(2009年11月18日発行)
ゲーム・攻略本発売から5年が経ち、ディアリースターズに関する新しい公式情報はありません。
しかし、他作品へのゲスト出演などで最近になって興味を持つ人が一定数出ている状況です。
そのような方にとって、開発状況を知る貴重な一次資料が、今となっては入手が困難になった
攻略本だけで埋もれているのは損失なのでテキスト部分だけでも補完したいと考えました。
スタッフ紹介
- 製作プロデューサー 坂上陽三(Yozo Sakagami)
ファンからはガミPと呼ばれ親しまれている『アイマス』シリーズの名物プロデューサー。
本作でも開発陣の統括でいかんなく力を発揮している。
- プロデューサー 田中文啓(Fumihiro Tanaka)
通称ブンケイP。さまざまなメディアでシリーズの啓発活動に精を出していることで
有名な同氏だが、本作では自らプロデューサーとして奔走した。
- ディレクター 梶岡俊彦(Toshihiko Kajioka)
本作のディレクションを担当。企画はもちろん、システムの構築や音声の収録など、
制作の全工程にわたって現場における制作指揮をとった。
- サウンドチーフ 中川浩二(Koji Nakagawa)
本作のサウンドチーフ。楽曲のクオリティコントロールや、レコーディングらつ腕をふるった。
ちなみに本作収録の『relations』は氏の作品。
トップアイドルアドベンチャー誕生の経緯
――まずは企画のなりたちについて教えてください。
坂上:『アイドルマスターSP』(※1)(以下『SP』)もそうですけど、「いつでもどこでも」という
コンセプトで『アイマス』を考えると、当然、携帯ゲーム機が浮かぶんですよね、
そうしたら(田中)ブンケイと梶岡から『ディアリースターズ』の企画を渡されまして、
ちょうどいいかなと思いました。
田中:私としては、もっとこの『アイマス』のすばらしい世界を多くの人に気軽に触れてもらいたい
気持ちがありました。
坂上:『ライブフォーユー!』(※2)(以下『L4U!』)はステージに的を絞っていますけど、
もっとアイドルの心の中の葛藤が見られるような……ストーリー仕立ての作品が遊びたいという声が
ファンから聞こえたんです。それからアーケード版(※3)と同じでDSにもタッチパネルがありますから、
おもしろいことができるんじゃないかと。
梶岡:企画が立ち上がったのは『SP』と同じくらいなんですよね。
坂上:両方の企画を平行で進ませつつ、『L4U!』のダウンロードコンテンツも作ったり、とにかく、 いろいろ同時進行で作業してましたね、
中川:歌の収録も基本は同時進行なんですよ。だから、ずっと収録しています。今も(笑)。
――では765プロではなく、876プロを新しく登場させた経緯は?
田中:まず、新しいアイドルを誕生させようということが大前提でした。
でもその子たちを765プロに所属させると、出会いを描くことができませんよね。
765プロは、皆が同じころにアイドル候補生として所属して、同じくらいのアイドルランクで
仲よくやっているという、とても居心地のいい場所なんです。
そこに新しいアイドルを加えることを考えてみたら……なんか、しっくりこない。
それから876プロを作れば、石川社長だとか、まなみさんだとか、そういったキャラクターも作れます。
そもそも、石川社長じゃないとこのゲームのシナリオはうまくいかないと思うんですよ。
――高木社長ではダメだと?
田中:とくに涼のシナリオで顕著なんですけど、社長がけっこうキツめの指示を出しますよね?
あれは男性の高木社長では、難しいことだと思います。
梶岡:とにかく今回は、いろいろと細かい話を作りたかったんですよ。でも765プロでは、
整合性が取りにくいんです。たくさんの女の子がいて、それぞれに設定がありますからね。
『ディアリースターズ』の楽曲について
――楽曲収録の様子などをお聞かせください。
田中:戸松さんが最初に歌っているのを聴いたときには「こんなに楽しそうに歌う人がいるのか」
ってビックリしました。
中川:愛というキャラクターが持つ明るさを、戸松さん自身も持っているんですよね。
明るく演じているというか、彼女自身が突き抜けた明るさを発揮してくれるので、
それが反映されていると思います。最初に収録したのが「GO MY WAY」だったんですけど、
「ノンストップで行ってみましょ♪」の部分で、歌詞の最後に「♪」がついていますよね?
そこを戸松さんは歌に表現していたので、表現者として、すごい人だと感じました。
梶岡:戸松さんは、こちらが何も言わなくても自由に、新しい表現をしてくるんですよね。
坂上:よく中川さんが戸松さんを賞賛していました。「彼女はクリエイターだ」って。
中川:お会いしたことのないタイプの方だったんですよね。「こうしてみたいんですけど、どうですか?」
って提案されることがよくありました。
――では花澤さんは?
中川:花澤さんは……儚いです。元気なんですけど、儚い。小声でささやくような部分があると
声が映えます。持ち歌の「プリコグ」は本人がものすごく気に入ってくれた曲なんですが、
あれは花澤さんの声の儚さがマッチしていたと思います。あと、息成分が多めですよね。
――系統としては雪歩に近い?
中川:大きく分けるとそうですね。ただ、雪歩ともまた違う儚さで、歌を表現してくれました。
――三瓶さんに関しては?
梶岡:三瓶さんの収録は楽しかった(笑)。
田中:そういえば「Dazzling World」を2パターン録ろう(※4)っていうのは、もともと考えてたの?
中川:あれは現場で思いついて、男としての涼を強くした歌い方と、女の子っぽい涼とで
歌い方を変えることを試してみたんです。
田中:三瓶さんの涼は、真とはまた違う低音成分がいいですね。
中川:歌い手がこれだけ居ると、なかなか新しい成分を加えるのが難しいんです。
でも今回は、皆さんの歌の表情の付け方が新しいので、そこがおもしろいんだと思いますね。
DREAM SYMPHONYシリーズのCD(※5)では、3人のそれぞれの表情がより表現できていると思いますよ。
――では、看板曲の「“HELLO!!”」について話を聞かせてください
中川:今回は新しいキャラクターたちが出てくる作品ですから、アニメのオープニングのような
位置づけの曲をということで、神前(※6)と詰めながら作っていった作品ですね。
ちなみにゲーム版はベースが打ち込みなんですけど、フルバージョンは生ベースなんですよ。
――「ALIVE」や「プリコグ」については?
梶岡:「ALIVE」、「プリコグ」、「Dazzling World」は同時進行で生まれた曲です。
まず、3人の作曲者を決めました。そして、誰が誰の曲を作るかという話し合いをしたんです。
それで涼は量(※7)がやるかって話になりました(笑)。
中川:椎名(※8)は真ん中の子の曲をやりたいと言ったので、愛の担当です。
彼は昔からそうなんですよ。春香と千早も彼の担当でしたし。
――千早も真ん中の扱いなんですか?
中川:『アイドルマスター』を作るときに、春香と千早は2トップとして設定を固めていったんですよ。
そのときに椎名が「俺は中央の子をやりたい」と言ったので、春香と千早の曲を作ることになりました。
坂上:でも「ALIVE」って、アイドルっぽい曲じゃないよね?
梶岡:愛は母親が偉大なアイドルだったって設定がありましたからね。
ほら、アイドルって大物になるとバラードを歌うじゃないですか(笑)。
それで、壮大な曲を書いてもらえないかってお願いしました。
――それ以外の曲については、どのようにチョイスされたのでしょうか?
梶岡:まずこれまでの作品の顔役のような曲を選んでいきました。
残りは……バランスを考えつつですね。
中川:でも、この収録曲を決めるときの会議は、わりと白熱しましたよね。
「なんで「キラメキラリ」だけがMASTER ARTISTの中(※9)から入ってるんだよ!」とか(笑)。
梶岡:「俺が入れたいんだよ!」とかね(笑)。
――いずれは収録されなかった曲も876バージョンで聴いてみたいですね
中川:あ~いいですね。
梶岡:じゃあ、中川さんお願いします!
中川:わかりました!……って、こんなこと、僕が言っていいんですかね(笑)。
シナリオやシステムまわりの制作秘話
――ではシステムなどについて教えてください。まず今作では、3人のシナリオが ザッピング(※10)することが特徴ですね。
田中:最初から決めていました。主人公がアイドル自身で、プロデューサーがいないとなった時点で、
アイドル同士の掛け合いがないとつまらないよねと。で、掛け合いがあるなら、愛で見た出来事を
涼で見られればいいなと。とくに涼は秘密を抱えていますから、涼の視点でしか言えないこともありますし。
――オーディションの仕様も大きく変わりましたね
梶岡:ストーリーに浸ってもらうのがメインのゲームですから、人と競い合うオーディションは
やめようと決めました。すると、オーディションは簡単にしようと話が進んで、
あのミニゲームのようなスタイルになったんです。そのあとは、難易度の調整だけですね。
何度も練習しないと、つづきのシナリオが見られないというのは避けたかったんです。
――ストーリーを楽しむための変更であると?
坂上:新しい人たちにも遊んでもらいたいとなると、これまでのシステムは難しいという声が
少なくなかったんですよ。どうしても最初は、なかなかルールを理解しにくいと……。
田中:過去の作品をやり込んだ人たちは、ある意味で選ばれた人たちなんです。
でも残念ながら、すべての新人さんたちが、あのオーディションをすんなり乗り越えられる
わけではないんですよ……。
坂上:何度も遊んでもらって、初めてエンディングに到達できるものというよりは、
愛を遊んだら絵理を遊んで……と、どんどん新しいストーリーを見てもらえるものに
してもらいました。最初の1時間のプレイで、ひとつ目のオーディションが終わるぐらいに
サクサク進んだほうがいいと、そうしう話をしたと思います。
――逆に振付パネルなどは、やり込み要素として用意したのですか?
梶岡:今回はシナリオの分岐はありますけど、そのあたりは読んでしまえば終わりですから、
何度も遊んでくれるプレイヤーのための要素として用意しました。 あと、振付を変更できるというのは、私がやりたかったことでもあるんです。
坂上:あれは梶岡のこだわりですね。当初は、あまり期待していなかったんですよ。
でも、出来上がったものを見てみたら、これはいいんじゃない?と。
――ということは、これから発売される作品でも振付変更が?
坂上:これはプロデューサーの仕事じゃないから微妙ですよね。
これまでもマネージャーみたいなことはしていますけど、次回作の主人公は、
もっとプロデューサーっぽくしたいなと考えているので。
梶岡:まぁ、振付を頑張るプレイヤーの割合は少ないかもしれないんですけど、
その少ない割合の人がやり込んでくれればと。
――ではキャラクターについてもお伺いします。愛、絵理、涼の設定はどのようにして考えましたか?
梶岡:ひとりひとりを考えていったのではなくて、3人の設定を同時に考えていきました。
つまり、愛は明るくて王道なアイドルとなると、残りのアイドルはちょっと捻ったアイドルになるんです。
明るい愛に対してネガティブなアイドル……となると、絵理が生まれますよね。
そして、あとひとりはどうしようかなっていうときに「男はアリですかね?」ってブンケイさんに言ったら
「いいんじゃね?」って(笑)。
田中:愛がアイドルとして王道な子なのに対して、暗いけどアイドルになれる素質のある絵理。
このふたりが好対照なキャラクターなので、涼は変化球でもいいかなと。
梶岡:そうして、明るい子、ネガティブな子、男の子って決まってから、男の子はカワイイ子にしないと
いけないってことで、趣味や星座が女の子っぽくなりました。
――設定もザッピングしていたわけですね。
田中:アイドル同士の関係性とか、スリーサイズとかもそうです。
誰かひとりの設定を考えると、残るふたりの設定がそれで固まってきます。
――では、涼を律子のいとこにしようと決めたのは、なぜですか?
梶岡:秘密を抱えている状況を、どうやったらおもしろいシナリオにできるかと考えたからですね。
正体を隠すことに苦労している涼を見てニヤニヤしている人物……と考えたら律子でした(笑)。
涼の秘密を冷静に、誰かに喋っちゃうこともなく眺めていられる765プロのアイドルは誰かと考えたら、
やっぱり律子でしょう。
田中:誰かひとりを、765プロのアイドルの親戚にしようという話はもともとありました。
親類なら、涼の正体を知っていることも自然なので。
梶岡:最初は、伊織のいとこで、お金持ちなんだけど、親同士の仲が悪い子を出そうなんてことも
話していたんですよ。でも、涼の設定が生まれたときに、そちらを優先しました。
さらに話すと、これで涼の苗字が秋月に決まります。そこから日高と水谷が決まったんです。
「月」と「日」と「水」ってことで。そしてイメージカラーについても「日」だから赤、
「水」だから青と。「月」は黄色なんですけど、律子の色も入って黄緑に。
――ちなみに愛の父親……つまり舞の旦那さんはどんな人ですか?
梶岡:愛の父親に関しては、公式からはいっさい言及しません。
皆さんでいろいろな想像をしていただければと。
田中:いや、愛のお父さんは俺です。
梶岡:じゃあ、そう書いておいてください(一同爆笑)。
――わかりました(笑)。では、3人のキャスティングはどのようにして決まったのでしょうか?
田中:初期には、本当のアイドル志望の女の子を起用しようとか、そんな話もあるにはあったんですよ。
でも今回はさまざまなキャラクターとの人間関係や心情を描くようなストーリーで、
かつアイドルの設定も複雑です。そうして考えると涼を演じるのは、もう三瓶さんしか浮かばなかったんですよ。
同様に、愛のパワーと明るさや、絵理の儚さと不思議な空気を表現できて、かつ歌も歌えるとなると、
戸松さんと花澤さんしか僕達の視界にはいなかったんです。
――たしかに、三瓶さんはハマり役だったと思います
中川:いい声ですよね。歌もそうですけど、喋りも、本当に彼女以外は考えられないです。
今後の『アイドルマスター』が歩む方向性
――この作品を遊んだファンの中には、愛たちを自分でプロデュースしたいと思うファンが必ず居ると思うんですが?
坂上:声が届いたらやれるんじゃないですか?(笑)。
田中:そういえば、愛と涼はプロデュースしてみたいけど、絵理は尾崎との仲を裂くことができない
って意見もあって、おもしろいなと思いました。
――逆に「尾崎より俺のほうがもっとうまくプロデュースできるのに!」って人もいるでしょうね
田中:そういった声はありがたいので、たくさん要望を寄せてもらえればと思います。
中川:かなりおもしろいものができますよね。
田中:おもしろいと思います。愛はテンションが安定していて素直で、ちょっと能力は低めでも
頑張り屋さんだからカバーできるアイドルになるでしょうし。
――やよいのような?
田中:そうですね。テンションがなかなか落ちないか、落ちても翌日には回復しているような、
初心者にもオススメしやすいアイドルになるんじゃないかな?逆に絵理は、玄人向けになるでしょう。
中川:涼はプロデューサーが性別を知らないほうがおもしろいかも知れませんね。
田中:プロデューサーは涼を女の子と思い込んでるって設定だといいですね。
もちろんプレイヤーは知っているんですが(笑)。
梶岡:やりたいことはたくさんあるんです。ですからご要望があれば、本格的に動けると思います。
坂上:『アイドルマスター』はいつもそうなんですよ。こちらが仕込んで用意するというより、
皆さんの「欲しい」という声を聞いてから作ることが多いです。だから声さえあれば、
どこかのタイミングでそういうものが出てくるかもしれません。
――ドラマCDなども実現できるといいですね。その場合、夢子や尾崎に声が必要になってきますが……?
坂上:このあたりも、やれたらいいですね。でも本当にお客様次第なんです。
小鳥(※11)なんかは、もう絵に描いたようなその典型で、ファンの声がなかったら、
あんなに目立つキャラクターではなかった。
中川:今では完全にアイドルたちと同じくらい人気がありますから(笑)。
坂上:まぁ、尾崎たちの声はずっとファンの想像のままでもいいと思うんですけどね。
田中:でもドラマCDで絵理が喋っているのに、返ってくる返事が「ポポポポポ!」じゃダメだよね。
梶岡:それは辛い(笑)。
中川:響と貴音が765プロに入っていました(※12)し、ファンの応援次第ではいろいろ実現できそうですよね。
梶岡:そういえば、今回の響と貴音は、けっこうギリギリに入れました。
坂上:基本的には制作が同時進行ですから、最初のころは響と貴音が存在していなかったんですよ。
そして『SP』の制作が進むうちに響と貴音が生まれて……。しかも『SP』のシナリオが完成したら、
ふたりが765プロに来るんだと判明して(笑)。
――では、メインのシナリオやレッスン場に響と貴音が登場しないのは、もう間に合わなかったからで?
梶岡:ぶっちゃけると、そういうことです(笑)。もう、シナリオがほとんど出来ていたころに
入れることにしたので、どこで出せるかを考えてから、なんとか追加しました。
――あと、やはり気になるのは本作以降のシリーズ展開ですが?
坂上:もう何度か話していますけど、『アイドルマスター2』(仮称)ですよね。
これは今まさに作っています。ただ、もう同時進行で作るのはやめました(笑)。
少しまえに『L4U!』のダウンロードコンテンツを終わりにさせてもらいましたが、
それも、同時進行が厳しいからなんですよ。まあ、『SP』のダウンロードコンテンツは
まだまだつづけていくんですけどね(笑)。
とにかく次回作は、それぐらい全力で取り組む必要があるんですよ。なぜかというと……。
田中:その話はプロモーションをとおしてください!
坂上:まぁ、765プロが舞台の作品です(笑)。
梶岡:ファンにスゴイと思ってもらえるような作品をがんばって作っているところです。
中川:『アイドルマスター』制作チームの総力を結集しています。
――それでは最後に、ファンへのメッセージを
坂上:『アイドルマスター』も「2nd VISION」(※13)ということで、従来のものから一歩を踏み出した
初の作品が『ディアリースターズ』でしたので、今までとは違う楽しさを感じてもらえたらうれしいです。
これからも、皆さんの期待の斜め上ぐらいを行けるように頑張っていきたいと思います。
ぜひ、今後とも『アイドルマスター』をよろしくお願いします。
――ありがとうございました
(2009.10 バンダイナムコゲームスにて)
注釈
※1 『アイドルマスターSP』
2009年2月にプレイステーション・ポータブルで発売された、アイドルを育成するシミュレーションゲーム。 登場するアイドルの違いにより『パーフェクトサン』、『ワンダリングスター』、『ミッシングムーン』 という3つのバージョンがリリースされている。
※2 『ライブフォーユー!』
正式には『アイドルマスター ライブフォーユー!』。Xbox 360で2008年2月に発売された作品で、 通称『L4U!』とも。ファン代表プロデューサーとなって1日限りのステージをプロデュースするという作品。
※3 アーケード版
2005年7月より稼動しているアーケード版『アイドルマスター』のこと。シリーズ初の作品でもある。
※4 「Dazzling World」を2パターン
涼のGOOD ENDを見たセーブデータが保存されていると、ステージモードにおいて、涼に男性の声で 「Dazzling World」を歌わせることができる。LボタンかRボタンのいずれかを押したまま 曲を選択してみよう。
※5 DREAM SYMPHONYシリーズ
2009年9月9日に発売された「THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 00“HELLO!!”」を皮切りに 展開されているCDシリーズのこと。2009年11月現在「THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 01 水谷絵理」と 「THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 02 秋月涼」までが発売済で、2009年12月には 「THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 03 日高愛」が発売予定。ゲーム中の曲が新録フルバージョンで 聴けるほか、ドラマパートなども収録されている。
※6 神前
作曲家の神前暁(こうさきさとる)氏のこと。本作では「“HELLO!!”」のほかに「キラメキラリ」と 「GO MY WAY」が氏の作品。
※7 量
「Dazzling World」を作曲した渡辺量(わたなべりょう)氏のこと。なお、氏は同曲の作詞も手掛けている。
※8 椎名
「ALIVE」を作曲した椎名豪(しいなごう)氏のこと。アーケード版『アイドルマスター』で初出となった 春香の「太陽のジェラシー」と千早の「青い鳥」を作曲している。
※9 MASTER ARTIST
2007年の7月より断続的にリリースされた765プロ所属アイドルたちのソロアルバムシリーズのこと。 「キラメキラリ」は同シリーズが初出となっている。
※10 ザッピング
複数の主人公が、同じ世界で同じシナリオを平行で進め、互いの行動が影響し合うシステムのこと。 個々のシナリオを単独で構築することに比して、整合性をとるのが難しいとされている。
※11 小鳥
765プロの事務員として活躍する音無小鳥(おとなしことり)のこと。 もともとはアーケード版のFAQページで質問に回答する事務員という役回りだったが、 ファンからの人気の高まりを受け、ついにはゲームやCDにも出演するようになった。
※12 響と貴音が765プロに入っていました
『SP』では961プロ所属のライバルだったふたりが、本作では765プロのアイドルとして登場している。 響は主人公が愛と涼のときには16週目の朝に、絵理のときには54週目の朝に登場する。 一方、貴音は主人公が絵理のときには16週目の朝に、愛と涼のときには54週目の朝に登場する。
※13 「2nd VISION」
シリーズ4周年を記念して行われたライブツアー「THE IDOLM@STER 4th ANNIVERSARY PARTY SPECIAL DREAM TOUR'S!!」で発表された新規プロジェクト。現在までに本作や765プロを舞台とする 続編の制作などが明らかになっている。なお、本作に出演している戸松遥さんと花澤香菜さんは、 JCBホールで行われた同ツアーの東京公演で初お披露目を迎えた。
コメント
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誰かが編集してくれるはずです。
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